生きよ 堕ちよ

高校留年~プータロー~文系大学~再受験し医師~内視鏡に魅せられ消化器内科へ

座右の銘はフレキシブルだが、年を取って硬くなってないか心配w

先日、息子と出かけている時に自転車と車の事故を目撃した。自転車の人は結構吹っ飛ばされていたが、幸いケガは軽いようだった。僕が警察を呼び、色々聞かれた(名前、住所、職業(学校)、携帯番号など。近くに事故の被害者いたし、個人情報だだ漏れw)。

正直、自転車も車もお互い様だが、命に関わるような事故でなくてよかった。

 

先日、バイトが終わって帰ろうと着替えていたらMEさんに呼ばれた。某医師がポリープ切除をするので監督してほしいとのこと。某医師は、僕と同年代だが医師としては6~7年目で色々問題がある。‥以前の勤務病院で師長さんと殴りあったらしいw

人格も問題あるが、それでも技術があればある程度許容されるのが医師の世界限度はあるけど。しかし、その技術が‥。そのためポリープ切除に毎回誰かが立ち会っているらしい。

‥恵まれてるなあ。僕は3年目から一人でやらされてたわ。これはこれで問題やけどw というか、後期研修が終わって、コールドポリペクトミーを見守りでやっている医師を彼以外知らない。

すでにブーツ(買ったばかり)を履いていたが(ロッカーと着替えるところが離れているので服は内視鏡着w)、見るだけならと思ってそのまま行ったら、スコープは安定しないし、コールドポリペクトミーなのにスネアをかけ損ねて血まみれだし、スネアリング途中で画面をフリーズさせて写真を撮ろうとするしで見ていられず、途中何度か取り上げて僕にしては丁寧に説明しながら、見本を見せた。ブーツに汁が飛びませんようにと祈ったが、幸いそれは大丈夫だったw 

経験数が圧倒的に足りない上に、学ぼうという謙虚さが彼には皆無だ。上部と違って、下部の内視鏡はセンスが問われるが(最近の若い先生は上手い)、ある程度までは数をこなすことでカバーできる。僕も若手の頃は貪欲にやったし、まだ大腸内視鏡は上達している。が、今年のバイト先の内視鏡件数を見ると、彼の大腸内視鏡の件数は週に1回しか行っていない僕よりも少なかった。ちなみに僕の件数は3位だったw

50になって新しいことを覚えるのはしんどい。しかしFPの勉強をして思ったのは、若い頃よりスピードや効率は落ちるが、この年になっても学ぶことは可能だということ。ましてや、医学に関してはこれまでやってきた下地があるのだから、入ってきやすいはず(僕はいいなと思ったら、新しいデバイスや治療法は積極的に試している)。

大学病院には学年は上だが年下の先生が多い中、彼をきつく指導する先生もいたが、馬耳東風w ‥もう変われないかな。注意してくれる人がいるってのは恵まれていることなんだけどな。

 

今日の体重は78.5㎏。横ばい。