生きよ 堕ちよ

高校留年~プータロー~文系大学~再受験し医師~内視鏡に魅せられ消化器内科へ

デルタ、ラムダ‥。ギリシャ文字が尽きる前に制圧を。

昨日の当直は忙しくはなかったが、AM2時、4時と電話がかかってきて、眠りが断続的になった。一人高血圧の患者が来たが、夜間に処方できる降圧剤がなかった。推奨されないのは承知の上でミオコール1puffでもするかと思ったが、それもないと。夜間はCOVIDのPCRができないため入院もさせられず。幸い自然に血圧が下がったため、帰宅していただいた。

‥連絡なしに来たから仕方ないが、患者さんが気の毒だ。救急受けている体を取るなら、体制を整えないと、

 

先日、入院中に喫煙した患者が強制退院(敷地外だったが、それでもだめらしい)となったが、その患者の言い訳が「自分には双子の兄がいて、その兄が吸っていたのを自分と思われた。」だった。

‥そもそも双子の兄がいるということ自体、真っ赤な嘘らしいwww 小学生か。厳しすぎるかもしれないが、規則は規則だ。

 

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抜粋。

『チリやアルゼンチンでも感染が急増しているほか、国際データベースのGISAIDによると、米国でもラムダ株検出の報告例が増加しており、今後、感染が急拡大する危険性をはらむ。』

『ラムダ株で懸念されているのは、F490Sという変異がワクチンの効きを悪くするかもしれないことだ。研究者の中には「5分の1程度まで落ちる可能性がある」との指摘もあるが、実際はどうか。』 

厚生労働省のある官僚がこう嘆く。「現在の水際対策のように、特定の国だけ出国前検査を強化するのは意味がない。ラムダ株に対してザルになりますし、デルタ株もいまや世界中に広がっており、対象になっていない国からすり抜ける。科学的に考えればすべての国を対象にしなければおかしい。政治決断で五輪をやると決めた以上、感染対策も責任をもって緻密にやるべきですが、ここに至っても後手に回っている」』

デルタ株に引き続いてラムダ株とやらまで出てきた。ウイルスも生き残るために必死だ。ラムダ株に対してはノーガードらしいが、五輪がらみの入国者は全員14日隔離しろや。それが嫌なら入国させるな。

また東京に緊急事態宣言が出るが、それでも五輪をやるということだけはぶれない。

緊急事態とは「すみやかな対応が必要とされる重大な事態」(goo辞書)らしいが、緊急事態宣言は回を重ねるごとにこの意味と乖離していっている。いまや五輪やるためにお前ら我慢しとけや宣言で、笛吹けど踊らずとなるのは自明だ。笛吹きの頭が悪すぎて誰も従わんよ。結局五輪やるんやんけとなるのが普通。

‥次の選挙はどこに入れたらいいんだろうか。白票かな。