生きよ 堕ちよ

高校留年~プータロー~文系大学~再受験し医師~内視鏡に魅せられ消化器内科へ

距離感の違い

49日がわりに家族で食事に行った。コロナのこともあり、最小限の人数とした。段取りをしていた時に、墓は祖父の兄弟の子か孫が見ているので見なくていいとおやじが言い出した。メニエール病後に耳が悪くなり、特に男性の低い声が聞き取りにくく、おやじもじいさんになって活舌が非常に悪いため、正直何を言っているかよくわからなかったが(電話だったため余計に)、墓は誰かが見ているということはわかったし、誰が見ていようが僕が見ないことには変わりないので、聞き直さなかった。

 

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1か月ほどたつが従兄からは全く連絡が来ない。前も書いたが、これ以上関わりたくないので丁度良い。

約30年前に祖母が亡くなった時、おかんは葬式に行かないと言った。おやじは家を出ていたし、おかん自身が受けた仕打ちを考えると当たり前だが、従兄は実家にまでやってきておかんに葬式に出るように言った。

おかんはもちろん拒否したが、従兄は何度も何度もしつこく食い下がった。おかんが、私がどんな仕打ちを受けたか知らないでしょう?と泣き出したので、僕が従兄を止めた。

僕からすれば、いくら親戚とはいえ、家庭の事情に踏み込んでくることが信じられなかった。幼少時から自分の正義と他者の正義を同一視する独善的な傾向はあったが、それにしてもデリカシーが無さ過ぎるし、距離感が僕とは違い過ぎた。

逆の立場なら僕はそういう行動は絶対にとらないし、百歩譲って言ったとしても一度言うくらいで食い下がらない。この時の出来事で従兄とは距離をおこうと思った。

僕と下の妹は葬式に行ったが、上の妹は行かなかった(おやじの末弟がバイト先に何度か葬式に来るように言いに来たらしい)。この時以来従兄とは会っていない。

祖父が亡くなった時は、仕事の都合で通夜だけ出た。従兄は通夜には間に合わず、その時は会わなかったが、通夜で「(従兄が)いとこ会を作ろうかと言っていた。」とおじさん、おばさんに聞かされた時は正直サブいぼがたった。これを聞いて、妹たちも通夜のみの出席とした。世間的に見たら僕らの方が間違った対応なのかもしれないが、感覚のずれは埋めようがないし、是正する気もない。

 

おやじが墓のことをもっと早く言ってれば、従兄に連絡しなくてもよかったのだが、逆に丁度良い機会であった。犯罪者のfacebookを見るためだけにfacebookに登録していたら、従兄に嗅ぎつけられて友達にならざるを得なかった(唯一の日本人の友達w)。それだけのつながりだけど(今回メールしたが)、ちょこちょこ飲みに誘われて、正直うざくて断る理由を考えるのが面倒くさかったが、これでそれも無くなると思えば、おやじgood jobだ。正直飲みに行っても何を話してよいかわからないしw もう会うこともないだろう。