生きよ 堕ちよ

高校留年~プータロー~文系大学~再受験し医師~内視鏡に魅せられ消化器内科へ

演劇の勉強も必須化?

bunshun.jp

抜粋。

群馬県前橋市の国立群馬大学医学部で、現在3年生の約3分の1にあたる約40人の学生の留年が決まり、そのうち24人が1人の教員の授業で留年させられていたことが「週刊文春」の取材でわかった。学生の間からは「アカハラだ」との声が上がっている。』

「服部教授の授業は、成績評価の基準がよく分からないんです。彼は今年から、3年生が対象の『医系の人間学』の授業で医療をテーマにした即興演劇を取り入れ始めました。毎回の授業後に考察などを書いて提出する『リアクションペーパー』と、学生自身の演劇のパフォーマンスだけで成績が決められ、試験も期末レポートもなしで、8人が単位を落としました。必修科目なので、その8人は事実上留年です。学生たちは『一生懸命演技していた人ほど単位を落とした』と嘆いていました」』

 

‥演技? ここの医学部は無名塾かなんかなの? ここの学生じゃなくてよかった。しかし、一所懸命やらないから留年は免れるかもw

アカハラの前科もあるらしいし、この教授はどうなん?ちょっと前に仕えていた教授も大概やったけど。24人落として、再試なしで留年はえぐいわ。客観的な評価基準もないみたいだし。母校も専門にあがってからは1つでも落としたら留年だったが、再試、再々試くらいまであったと思う。

 

今週はESD2件。まず月曜日に横行結腸のLSTのESDを行った。ポケット法で切除したが、ポケットを開くのが早すぎて、粘膜下層が菲薄化し筋層が正面に来て、切除に難渋した。50分で切除。ポケットをもう少し頑張って掘っていればもっと早く切除できただろう。要反省。経過良好で木曜日に退院となった。治癒切除であった。

今週の大学病院の症例は同じく横行結腸LSTでESD or EMRの方針だったが、underwater EMRで切除していた。ポジションが安定せず、ESDならかなり難渋していただろうが、うまく切除できていた。十二指腸のunderwater EMRは何例か経験があるが、大腸は未経験なので参考になった。

もう1例は胃のESD。噴門直下小彎の小病変と体中下部大彎の大きな病変。大きな病変はsm浸潤も否定できないが、total biopsyを希望されたので両病変ともESDの方針とした。大病変は難渋するだろうなと思い、若干気は重かった。

まず小病変から切除。まあまあ気持ちよく切除でき、20分で切除。ついで大病変に取り掛かったが、トラクションバンドを病変の口側と肛門側にかけることで、良好に挙上し思ったより楽に切除出来た。標本は60㎜ほどあったが、50分弱で切除。

こんな感じで病変が反り返ってくれたw ここまでは反ってないけどw 大病変がなんとかsm1くらいであってほしい。

今週は消化管出血に対し緊急内視鏡も行った。他科入院中の吐下血で、胃にdieulafoy潰瘍(露出血管があるごく小さな潰瘍)があり、だらだら血が出ていたので止血鉗子とクリップで止血した。経過良好。

 

今日の体重は77.5㎏